前回の調査で、奥様と浮気相手男性が密かに再会していたことが確認された。
しかし、あの夜の別れ際——彼女が車を走らせ、彼が見送るその姿には、
“もう一度会う約束”のような気配が漂っていた。
私たちはその“続き”を確かめるため、再び夜の街へと足を運んだ。
◆ 静まり返る職場、姿を消した奥様
夕刻、奥様の勤務先に到着。
職場の灯りはすでに落ち、社員の気配もない。
駐車場にあるはずの奥様の社用車も、また姿を見せてはいなかった。
私たちは無言のまま、夜の闇を縫うように周辺の探索を開始する。
そのとき、郊外のショッピングモールの屋上に、
ぽつんと停まる白い車が確認された。
奥様のものと一致する車両——。
ルームライトがぼんやりと車内を照らし、
運転席に沈む影が、ひとりの女の静かな決意を語っていた。
◆ 深夜、約束の場所へ
やがて深夜。
街が眠りについたころ、車はゆっくりと動き出した。
その先には、あの夜と同じ光景が待っていた。
薄暗い路地に、ふたたび現れるひとりの男性——浮気相手の姿だ。
彼は何度も周囲を確認しながら、
まるで時間を計ったかのように奥様の車のもとへ歩み寄る。
そして、助手席のドアが静かに開く。
二人の再会の瞬間だった。
◆ 夜のコンビニで交わされた沈黙
車はしばらく走り、郊外のコンビニの駐車場に滑り込む。
二人は並んで店内へ。
特別な会話を交わすわけでもなく、
ただ、互いの存在を確かめ合うように寄り添う。
その姿は、まるで“夫婦”にも見えた。
だが——それは許されない関係。
表の明るい街灯の下で、彼らの影だけが静かに寄り添っていた。
◆ 終わらない夜
買い物を終えた二人は再び車に乗り込み、
街外れの人気のない駐車場へと消えていった。
しばらくして、車内の明かりが消える。
そして、何時間経っても車は動かない。
その沈黙こそが、
ふたりの“関係の深さ”を雄弁に物語っていた。
◆ 夜明けの別れ
やがて明け方。
車が再び動き出し、住宅街の一角で停車する。
助手席のドアが開き、男性が降りる。
見送りの視線を背に、奥様の車は静かに去っていった。
男性は小さくため息をつき、
振り返ることなく、自宅と思われる家の中へと消えていく。
——この瞬間をもって、ふたりの“秘密の夜”は幕を閉じた。
▼探偵の一言メモ
続編の調査で明らかになったのは、偶然ではない再会。
それは、心が繋がり続けている証拠でもあります。
浮気関係は、一度見つかっても終わらないことが多い。
「もう会わない」と口にしても、
本心がまだ相手を求めている限り、夜は再び始まります。
不安を抱えたままの日々を過ごす前に——
まずは確かな証拠を手にしてください。
事実を知ることが、あなたの未来を守る最初の一歩です。
浮気調査・不倫調査のご相談は、信頼できる探偵社へ。
あなたの“真実を知りたい気持ち”を、私たちは裏切りません。

コメント