調査開始
冬の朝。
冷たい霧が立ち込める住宅街で、私は対象者・ご主人の愛車を確認した。
シルバーのスポーツカーが、まだ眠る街並みに無機質な光を放っている。
今日も、静かに“その瞬間”を待つ一日が始まる。
やがて車は住宅街を抜け、勤務先の病院方面へと走り出した。
いつもの通勤ルート。しかし、今日は少し違う。
看護宿舎の前に停車した車の助手席へ、一人の女性が小走りで近づく。
彼女こそ、先日確認された看護師の女性――仮に「女性A」と呼ぼう。
彼女がドアを開けた瞬間、冷たい朝の空気がふたりの間を通り抜けた。
そして、その車は静かに走り去った。
秘密のドライブ
病院を離れた車は、まるで逃げるように高速道路へ。
北関東道から常磐道へ、そして南へ。
その先に待つのは、ふたりだけの時間だった。
彼らが停車したのは、郊外の医療センター。
仕事を装うように見えなくもないが、手をつなぎ歩く姿は、
どう見ても「同僚」以上の関係にしか見えなかった。
白いジャケットに淡いグレーのスラックス。
そして彼の隣には、柔らかな笑みを浮かべる女性A。
ふたりの間には、病院では決して見せない穏やかな空気が流れていた。
甘い昼下がり
次に向かったのは、パスタ専門店。
車を降り、寄り添うようにレストランへと入っていく。
1時間半後、手を繋ぎながら店を出た二人は、
人目もはばからず抱きしめ合った。
その抱擁は一瞬だったが、確かな“感情”が伝わるものだった。
やがて車は再び動き出し、霞ヶ浦湖畔の公園へ。
木漏れ日の中、手をつなぎながら歩く姿はまるで恋人同士。
時折見せる笑顔、見つめ合う視線。
そして、駐車場の車内では寄り添い、唇を重ねたように見えた。
探偵として数多くの現場を見てきたが、
このときのふたりの距離の近さには、
もはや言い訳の余地はなかった。
夕暮れ、そして別れ
午後、ふたりを乗せた車は再び北へ。
途中のサービスエリアで短い休憩を取り、
夕方には勤務先近くの宿舎前へ戻った。
女性Aは自分の車に乗り換え、静かに去っていく。
一方のご主人は、自宅方面へと戻り、そのまま車庫へ消えた。
夕暮れに染まる笠間の町。
一日の調査を終え、車の中に残ったのは、
あの抱擁と微笑の残像だけだった。
コメント
この日の行動から、ご主人と女性Aの親密な関係は明白といえる。
朝の迎え、日中のデート、そして車内での密接な接触。
すべてが「不倫関係の継続」を示す強い証拠である。
浮気調査は、感情ではなく「記録」と「証拠」がすべて。
一度でも相手に気づかれてしまえば、真実は闇に消えてしまう。
だからこそ、プロの探偵による冷静で綿密な調査が不可欠なのだ。
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尾行や撮影を自分で行うのは非常に危険です。
不倫・浮気の証拠収集は、経験豊富な探偵にご相談ください。

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