自分で真相を確かめようとするのはNG 探偵が実際に行った浮気調査の一例

実際の浮気調査報告書から見る調査の流れ探偵社に寄せられる相談の中でも特に多いのが「配偶者の行動が不自然に感じる」「外出が増えた気がする」といったご相談です。今回は、そうした相談を受けて実施した一例をご紹介します。

以下の内容は、個人を特定できないように編集したものです。

調査概要

ご主人の所在確認から調査を開始しました。自宅には奥様の車のみが確認され、ご主人の車両は付近では見受けられませんでした。

広域での探索の結果、ご主人の車が勤務先近くのコインパーキングに駐車されているのを確認。その後、女性と一緒に車へ戻り、二人で出発する様子が記録されています。

車両の追跡を継続したところ、ご主人と浮気相手女性は都内郊外のホテル街に立ち寄り、その後複数時間にわたり滞在。

出てきた際には、双方の服装や仕草などから親密な関係であることが推察されました。

その後、浮気相手女性が単独で住宅街の一戸建てに入る様子を確認し、帰宅先の特定に至りました。

これにより、ご主人の浮気相手を特定し、交際実態を裏付ける証拠を取得することができました。

調査結果の意義このような調査では、複数の地点間での移動や時間経過の追跡を正確に行う必要があります。

また、相手に気づかれないよう距離感を保ちながら観察を続ける高度な判断が求められます。少しの油断や行動の遅れで尾行が途切れ、証拠が得られなくなることも珍しくありません。

本件では、ご主人と浮気相手女性が行動をともにしている時間帯や移動ルートを明確に記録することにより、法的にも一定の効力を持つ報告資料を作成しました。

自分での調査が難しい理由

現在では、SNSやGPSアプリなどを利用して自ら情報を集めようとする方も増えています。

しかし、対象者に調査が察知されると、急に行動パターンを変えられたり、証拠を隠されたりする可能性が高まります。

また、一般の方による尾行や張り込み行為は、状況によってはトラブルや法的問題に発展する恐れもあります。

探偵は、法令を遵守した上で、専門的な技術と経験に基づいて調査を行います。

確実かつ安全に証拠を確保するためには、専門の探偵事務所に依頼することが最も確実な方法です。専門家からのアドバイス浮気の可能性を感じたとき、無理に自分で真相を確かめようとするのは避けましょう。

一度でも対象者に警戒されると、以後の調査は格段に困難になります。

早い段階で専門の探偵に相談することが、結果的に時間と費用を最小限に抑えることにつながります。浮気調査は「正確さ」と「冷静な判断力」が求められます。

確実な証拠を、合法的かつ安全に入手するためには、専門家の力を活用することをお勧めいたします。